乾杯

親友の結婚式に出席してきました。
学生時代の悪友たちとも久々の再開。
遠くはニューヨークから、神戸・福岡・仙台・名古屋 etc…全国に散らばっている面々が友人のWeddingのために集まりました。常に連絡を取り合っているわけではないのですが、いつもこういった時には一人も欠けることなく集合します。
そして逢えば、それが数年ぶりの再開であるにもかかわらず、まるで昨日まで一緒にいたかの様に自然に会話が始まります。
一人一人の時間は確実に進んでいるのに、皆で集まった空間は昔と全く変わらない、心地よいものです。
またここへ帰って来られた…口に出さなくても皆がそのことを実感しているのが手に取るようにわかります。
挙式した友人とは特に親しくしていたのですが、彼女との一番の思い出…
それは私にとっては少し苦(にが)いものです。
学生の頃、彼女が音頭をとってある活動をしたことがありました。
私もその活動に参加していたのですが、私がその中でした事といえば…
活動にかかる準備等々、縁の下の力持ち的な裏方の仕事はリーダーである彼女に一手に引き受けさせていることに気付かずに、私はただ彼女が引いてくれたレールにしたがって行動していただけでした。
それなのに私はまるで成功の片棒を担いでいるかのような勝手な言動ばかりで。彼女の根回しがあったからこその成功であった事、その後私が彼女の後任として同じ活動をしてみて思い知らされました。考えていた以上の仕事量・リーダーシップをとることの難しさ…孤独感。
それらに音を上げそうになった私を黙ってサポートしてくれたのも彼女でした。すべてを悟った時、それまでの自分の厚顔無恥さ・浅はかさを心から恥じました。彼女は私に自分の言動を省みることの大切さを教えてくれたのです。これからもずっと大切な尊敬すべき親友です。
東京-長崎日帰りの強行スケジュールでした(^_-)-☆