虹の橋を渡りました


愛猫が虹の橋を渡っていきました。
22日20時30分。丁度お彼岸。
18歳5か月。
苦しむこともなく、文字通り眠るような最期でした。
高齢のため、日に日に衰えは感じていましたが、
食べ物には興味を示し、食は細くなったものの
食欲もそれなりにありました。
最近では足腰もめっきり弱くなってきていたので、
食事をするのはきつそうで、少し食べては休み、
またしばらくしては食べてといった具合でした。
亡くなる5日前、食事中にフードボウルに
顔を突っ込むような形で倒れ、
それきり立ち上がることが出来なくなってしまい、
それでも私が足を支えると
少しは食べてくれてはいたのですが。
近いのかも知れない。
家族でもしもの時の手筈を話し合いました。
そして迎えた5連休。
私達家族はそれぞれに連日予定が入っていました。
19日…20日…21日と無事に過ぎて
22日、私は朝から何となく出掛ける気になれず
その日の予定をキャンセルしました。
他の家族もこの日は1日中家にいて…。
1日中家族が揃う事は滅多にないのですよ。
この前々日くらいからお水やミルクを口元へ
スポイドで運んでいましたが、もう殆ど
飲むこともなくなっていました。
翌23日は夫と私にどうしても出掛けなければならない
用があったため、夕食中、もしもの時の段取りを
子ども達に言って聞かせました。
不安がる子ども。当然です。
出来れば家族みんなで見送りたい。
何とか週末まで持ち応えてくれたら。その一心でした。
夕食を済ませ、みんなであの子がいるリビングに移動し、
私が覗き込んだ途端、片手が空を切る様に動きました。
すぐに頭を起こしてみると
肩を大きく上下させて口呼吸を始めました。
それと共に段々弱くなっていく鼓動。
最期に精一杯の力で一声鳴いて…。
家族みんなに包まれながら安らかに、
本当に穏やかに眠りにつきました。
18年…私にとって、家族の中で最も長い付き合いです。
楽しい時も辛い時も悲しい時も
いつもあの子と一緒、そっと寄り添ってくれました。
亡くなった日の夜、既に夫の夢には出てきたそうですが
未だに私のところには来てくれません。
私の心の整理がつくまでは叶わないかもしれませんね^^
有難いことに連休明け、昨日、今日と
仕事が入っていましたので、
どうにか平常心でいられました。
これから少しずつ回復していきたいと思っています。
あの子にたくさんの笑顔を
投げかけてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
心からお礼を申し上げます。
Tale of Tail**カルトナージュ布箱のお店**



ほんの2週間前。
9月の優しい風に吹かれながら
窓辺に気持ちよさそうに佇んでいました。