イギリス入国

パリ北駅からユーロスターでロンドンへ。
ユーロスターのチケットは事前に公式HPから購入できます。
他にも日本語で予約できるサイトや
旅行社を通じて入手することもできますが、手数料がかかる為
公式HPからの方が断然お安いです。
しかも価格は変動します。
乗車日が近づけば近づく程、価格がUP!
予定が決まり次第予約した方がお得に入手できます。
現に私も3日程ぐずぐずしているうちに
約10ユーロ/1人値上がりしてしまいました。


北駅でフランスの出国審査を受けてから、
その直後にイギリスへの入国審査。
イギリスの入国審査は厳しい!と聞いていましたがその通り!
一人一人、いちいち時間がかかります。
他の国の様に、ポンとスタンプを押してもらうだけでは済みません。
(入国許可をもらわない事にはユーロスターへ乗車できないので
時間にはかなりの余裕を持って向かう事をお勧めします。
因みに発車の30分前までには手続きを終わらせておかないと
乗車できません)
入国審査で並んでいる時に、
隣のレーンの女性は色々質問された挙句、
審査官に連行されて何処かへ消えていきました。
その間、審査官が戻るまでそのレーンに並んでいる人々は待ちぼうけ。
レーンを変わる訳にもいかず、ただ待つしかありません。

そんな光景を尻目に、いよいよ自分たちの番がやってきました。
いつもなら家族でも一人ずつ通過するのですが、
さっきのあの恐ろしい出来事を目の当たりにして、
家族一緒に審査を受けられないか、
夫を先に差し出して尋ねさせました 尋ねてもらいました。
ちょっとふくよかな女性審査官は笑顔で快諾。

しかしここからが気が許せない。
まず入国カードをチェック。
着いたらその足ですぐにOxfordに向うつもりだったので、
滞在先にOxfordと記入していたらこれについて質問。

何しに行くの? -そこを拠点にコッツウォルズを観光します。
へぇ~、素晴らしいわね。○○と××がとてもお勧めよ~~。
で、コッツウォルズまでどうやって行くつもり?
ーレンタカーを借りようと思っています。
Oxfordではどこに泊まるの? -○○ホテルです。
ああ、そこ私も泊まったことある!何泊するの?
(中略)
帰りの航空券は持ってる? どこのエア?

兎に角会話仕立てで、ツボを押さえた質問を色々とされました。

中略としたのは、あまりに長い審査時間に集中力が途切れ、
早口のブリティッシュイングリッシュを聞き取れなかったから^^
ボーっと傍に突っ立っているだけの私。
この時ばかりは夫がいてくれてよかったと本気で感謝しました。
悔しいけれど、現役には敵いません。

車窓から。パリを抜けると、延々この長閑な景色が続きます。

約2時間でロンドン セントパンクラス駅に到着。

こちらは道を挟んでお隣のキングスクロス駅。
ハリーポッターの9と4分の3番線の駅です。

ここから少し離れたヴィクトリア駅近く、
Oxford行のコーチステーションまではタクシーで向うことに。
でもこの日は地下鉄のストライキでタクシー乗り場は長蛇の列。
しかも同理由で市内は激混み!
キャブのドライバーに「君たちアンラッキーだったね」と同情され(涙)
(ロンドンのブラックキャブは、どこかの国と違ってぼったくる
悪質ドライバーは殆どいないので多少は安心です)
いよいよ進まなくなったところで、
「ここからはそう遠くないから歩いた方がいいよ」と促され、
ゴロゴロとスーツケースを押して歩くことにしました。

…だけど忘れてました!ヨーロッパのすぐそこは、
日本人の感覚では まだかなり遠くだという事を。

大体5分くらいだと言われた道のりが20分もかかりましたよ。

Tale of Tail**カルトナージュ布箱のお店**