ダイニングチェアの張り替え part1


愛用のダイニングチェア。
ヘビーユースのせい(?)で、座面が随分傷んできたため、
張り替えることにしました。
実はかねてより、自分で張り替えてみたくて仕方なかったのです^^
この計画に夫は極めて消極的。
「え~!失敗したらどうするのぉ?」とか
「専門家に頼んだ方がいいんじゃない?」とか。
仕舞には、「張り替えるより買い替えた方がはやいよ」と言い出し、
そのあまりに人を信用しない態度に、とうとう私の怒りを買うことに。
そんな足手まといな夫を尻目に、
必要な生地のサイズを割り出し、サンプルを取り寄せ、
着々と準備を進めていきました。
張り替えるのは全部で6脚。生地はロールで大人買い!



意を決して作業開始!
(ここからは写真なしでお楽しみください^^)
まず周りのブレードを剥ぐところから。
ペンチで挟んで引っ張ると、思った通り大した困難もなく
簡単に外すことが出来ました。
続いて座面の布を剥がします。
スツールやチェアの布は大抵タッカーで取り付けられているものですが、
今回のチェアも然り。
しかーし、さすがはイタリア家具!
このタッカーの取り付けに職人の「いい仕事」が炸裂していました。
確実に且つ正確に、1mm程の隙間を空けて
上下2段にびっしりと打ち込まれたタッカー。
この1つ1つを外していかなければなりません。
これがなかなか外れないぃぃぃ~~~。
1時間経過・・・2時間経過・・・
リビングでDVDを見ていた夫も
「じゃ、お休み。大変そうだね。頑張って!」と手伝うこともなく就寝。
目には目を!歯には歯を!
ハンムラビ法典の一文がぐるぐる頭の中を駆け巡りつつ
独りで黙々と作業を進めたのでした(怒)
そしてさらに数時間経過後、ようやく全ての針を抜き終えました。
クッションの交換は今回はなし。
次回 生地を張り替える頃には、かなりヘタってくると思うので
その時に持ち越します。
翌日。
ここからは私の「いい仕事」を炸裂させましたよ^^
生地にテンションをかけながら、どんどんタッカーを打ち進めていきます。
この作業は慣れているので速い速い^^
外出先から戻ってきた夫がしばし傍らで見学していて、
「職人みたいだね~~いやぁ職人!職人!」と職人を連呼。
私は無言(怒)


仕上げにブレードを1周貼って座面は終了~~!


6脚全ての座面を張り替えてから背もたれ部分に取り掛かかる予定です。
時間はかかりそうですが、お気に入りの家具。
時々この様な感じでメンテナンスを加えつつ、
大切に使っていきたいと思っています。
Tale of Tail**カルトナージュ布箱のお店**