5ヶ月目


オープンから約5ヵ月。
それまでは「図書館」と言うに値する施設がなかった長崎市。
これは他所から移り住んできた者にとって、大きな驚きでした。
待ちわびていた図書館は
喫茶も併設された、綺麗でお洒落で清潔な図書館。
本も新品ピカピカ!
オープン当初はいつ行っても
地下の駐車場は入庫待ちの長い列ができていて、
フロアには芋の子を洗うかのような人・人・人。
そして期限内で、果してそんなに読破できるのか?
と思える程、ここぞとばかりに一人でたくさんの本を借りている人達。
そうなると必然的に、ほとんどの棚はがらんどう。
借りたくてもすべて貸し出し中の状態。
しかし今、休日・平日いつ立ち寄っても
あれほど混んでいた地下駐車場は、満車どころか
半分も埋まっていないことの方が多く、
棚にも蔵書が戻ってきて、
やっと落ち着いて本を閲覧できるようになってきた感じがします。
あの時手当たりしだい本を借りまくっていた人達の、
一体どのくらいの人が定期的にここを利用しているのだろう。
長崎の人は数か月で飽きてしまうから…よく耳にする言葉。
図書館ですら長崎に根付いていくのは難しいのか。
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