不審者注意報


昨日は後味の悪い体験をしてしまいました。
今 思い出しても気味が悪い…
日中 車でデパートへ出掛けました。
所用を済ませ、帰り際におやつを買うつもりでお目当てのSHOPを目指して店内を歩いていたところ、廊下に置かれたベンチに座っていたある男性と目が合いました。直感で嫌な感じがしたため、すぐに目をそらして何事もなかったようにその男性の前を通り過ぎたのですが、背中に注がれる気味の悪い視線を感じてとても嫌な気持ちになっていました。
その後SHOPでお買い物をし終えてお店を出てきたところ、何とさっきの男性が今度はそのSHOPの前に置かれたベンチに座っているではありませんか。
こちらをじっと見つめながら…。
一瞬ドキリとしましたが、何か用事があるのよね、きっと と自分に言い聞かせその場を立ち去ろうとしました。
でも…進行方向に向かって歩き出そうとした私の目の端に、その男性がおもむろにベンチから立ち上がり、こちらへ歩き出す姿がうつりました。
え~っ?まさかねっ。。。自意識過剰、勘違い、思い過ごし…もしかして知り合い?でも会った事ないよね? そんな思いが頭の中をぐるぐる回って
まだ半信半疑。
そこで試しに色々な売り場に立ち寄ってみることにしました。
バッグ売り場、靴売り場、食品売り場…一定の距離を保ちつつも、ことごとくついて来るではありませんか。私が一つの売り場に長く留まれば、その周りをウロウロ。でも視線はいつもこちらを見つめたまま。
じゃ、ここはどうだろうと女性しか立ち入る必要のない化粧品売り場へ。
私…つけられてる…すぐに確信しました。
どうしよう…このまま駐車場へ行って車のナンバーを知られたら…家までついてきたら…。帰るに帰られず、考えた末レジにいた店員さんに声をかけました。
普通にお買い物をするように、あくまでも冷静に冷静に。
店員さんもわたしの様子から状況を察知してくださり、機転を利かせて自然な対応を心がけて下さいました…このことには本当に感謝です。
その時その男性が私たちのすぐ横を通り過ぎました。その姿に店員さんもピンときたようで、私たちはお互いに目配せし合い、すぐに私服警備の方を呼んでいただいて、男性を見張って下さいました。
でもずっと化粧品売り場の周りをうろつくばかり。
埒が明かないため、結局警察へ連絡。刑事さんを呼んで、その男性の身柄を確保することに。私はその間に別の刑事さんに付き添ってもらい駐車場へ。
その男性の付きまとう行為は軽犯罪法に抵触するのだそうです。
数十分の出来事が本当に長く感じました。
もうこんな体験は二度としたくありません。
あの人の目的は何だったのだろう。